明子が貧血になったので、大学病院に薬を取ってきてくれる
るように、正人は京子に依頼します。京子が大学病院に出掛け
貧血になった明子のために、大学病院から薬を取ってきてくれ
ようと家を出ると、潤が玄関先にいました。三崎が襲われた一
件もあり、不安になって京子のマンションに来ていたのでした。
二人は一緒に薬を取りにいきます。
薬を取ってきた潤と京子は、結城家を訪れ明子に薬を処方しま
す。その時潤は再度ひどい頭痛がしていました。処方が終わっ
て2階から京子と正人が降りてきましたが、潤はもう頭痛は治ま
っていました。潤は正人にバー 「紋(MON)」のマッチを見せて
見覚えがないか尋ねますが、正人は知りませんでした。潤は犯
人は三崎ではないかと推理していることを話します。そして三崎
を襲った犯人は、結城家に対して脅迫をしている犯人とは別人
ではないかと話します。正人が潤に理由を尋ねると、明子を
襲うことをゴロツキ達が頼まれた場所のマッチと同じマッチを
三崎が持っていたからだと答えます。さらに三崎はビレッジに
足繁く通っていて、正人や潤の言動も十分知りうることも犯人と
思われる状況証拠だったのです。
三崎の入院している病院に見舞いに行った潤は、明子を襲った
ゴロツキ2人を連れて来て三崎に見せますが、三崎は初対面だ
と言います。さらに潤は三崎に新宿のバー 「紋(MON)」の事
も三崎に尋ねますが、三崎は先輩に連れられて飲みに行った事
はあるが、こいつらの事は知らないと言い、ゴロツキ2人も三崎
の事を知らないようでした。
正人が帰宅すると、明子を看病していた京子が明子は寝てしま
ったと言いました。明子の部屋に入った正人が、明子の机の上
の開けてみると、明子は自分の写真をペンで黒く塗りつぶして
いました。明子が自分の存在が誰かの迷惑になっていると思い
込んでいると分かった正人は、衝撃を受けました。
正人はビレッジの村井に電話をして、三崎の居所を尋ね、三崎
を探しに行き、角のタバコ屋の前で見つけます。三崎に対して
正人は、犯人にはもうこれ以上はやめて欲しいと思っている事、
明子も倒れてしましったし、自分も弱り切っており、もう十分だろ
うと話します。すると三崎は犯人は十分だとは思っていない冷淡
な人間なのかもしれないと言います。さらに三崎は自分を襲った
犯人を捕らえられず残念だとも言いました。ところが正人はあな
たを襲った犯人とは別に犯人がいるとしたらと言いました。三崎
の表情に緊張が走ります。そして三崎は正人が自分を犯人扱い
したことを怒り、立ち去りました。そこには潤が隠れて様子を見て
いましたが、他にも男が2人が隠れて様子を見ていたのでした。
正人が落胆して家に帰ろうとしているところに、車が突っ込んで
来ましたが、紙一重のところで潤が助けたので、何とか命だけは
助かったのでした。 正人が運ばれた病院に明子が大慌てでやっ
て来ます。潤が708号室だと教え、明子は正人のもとへ急ぎます。
さらに京子も駆け付けました。潤は京子に話が有ると言い、これ
は事故ではないと告げます。潤はさらに、三崎が犯人でないので、
これでまた分からなくなったと愚痴ります。正人と三崎が別れた
直後に正人に車が突っ込んだからです。しかし他に共犯がいる
可能性も否定できないとも言いました。
潤と京子は正人の病室に入り、潤が明子を家まで送り、京子が
正人の看病を翌朝までするのでした。
正人が帰宅すると、明子を看病していた京子が明子は寝てしま
ったと言いました。明子の部屋に入った正人が、明子の机の上
の開けてみると、明子は自分の写真をペンで黒く塗りつぶして
いました。明子が自分の存在が誰かの迷惑になっていると思い
込んでいると分かった正人は、衝撃を受けました。
正人はビレッジの村井に電話をして、三崎の居所を尋ね、三崎
を探しに行き、角のタバコ屋の前で見つけます。三崎に対して
正人は、犯人にはもうこれ以上はやめて欲しいと思っている事、
明子も倒れてしましったし、自分も弱り切っており、もう十分だろ
うと話します。すると三崎は犯人は十分だとは思っていない冷淡
な人間なのかもしれないと言います。さらに三崎は自分を襲った
犯人を捕らえられず残念だとも言いました。ところが正人はあな
たを襲った犯人とは別に犯人がいるとしたらと言いました。三崎
の表情に緊張が走ります。そして三崎は正人が自分を犯人扱い
したことを怒り、立ち去りました。そこには潤が隠れて様子を見て
いましたが、他にも男が2人が隠れて様子を見ていたのでした。
正人が落胆して家に帰ろうとしているところに、車が突っ込んで
来ましたが、紙一重のところで潤が助けたので、何とか命だけは
助かったのでした。 正人が運ばれた病院に明子が大慌てでやっ
て来ます。潤が708号室だと教え、明子は正人のもとへ急ぎます。
さらに京子も駆け付けました。潤は京子に話が有ると言い、これ
は事故ではないと告げます。潤はさらに、三崎が犯人でないので、
これでまた分からなくなったと愚痴ります。正人と三崎が別れた
直後に正人に車が突っ込んだからです。しかし他に共犯がいる
可能性も否定できないとも言いました。
潤と京子は正人の病室に入り、潤が明子を家まで送り、京子が
正人の看病を翌朝までするのでした。
結城家に泊まりこむ潤に、明子は本当は事故じゃないんでしょ
と言います。潤はしらを切り通して、事故だと言い張りました。
翌朝、由紀子が結城家に訪れます。そして潤が外出したので
明子が起きてくるまで、由紀子は待つことになりました。そこ
へ京子が電話を掛けてきます。潤から電話に出なくていいと
言われていましたが、由紀子は気になって出ようとしたところ
に、電話の音で目を覚ました明子が2階から降りてきたので、
2人は目を合わせます。そして明子が電話に出ようとしました
が、切れてしまうのです。
潤は三崎の居所を探しますが、アパートにもビレッジにもいま
せんでした。そこで村井に三崎の交友関係を尋ねますが、村
井は、三崎は付き合いが悪く、友人もあまりいないようで、手
がかりにはなりませんでした。
明子は正人の差し入れの着替えの福を準備していました。
由紀子は手伝おうとし、一緒に正人のお見舞いに行っていい
か尋ねます。さらに由紀子は明子を1人で行かせて正人のよ
うになるのではないかと心配だと口にしてしまいます。明子は
正人は事故ではなかったのかと尋ねますが、由紀子は黙って
しまいます。明子は衝撃を受けるのでした。
大山教授が正人の見舞いにきましたが、正人と京子の懇ろ
に見えた関係性を咎めて帰っていくのでした。
明子が1人で正人を見舞いに来ましたが、正人と京子の昵懇
の仲である様子を見て、寂しそうな表情になり、看護婦に差し
入れの着替えの服を渡して帰っていくのでした。明子は普段家
では見せない正人の笑顔を見て、自分さえいなければみんな
幸福になると誤解してしまったようなのです。
明子が帰宅すると秀彦がいて、由紀子と喧嘩になり、由紀子
を殴ったので、明子は止めて下さいときっぱり言って、部屋に
戻りました。
正人は明子が看護婦に差し入れを預けて帰ってしまったこと
が非常に気がかりで、無理をして退院準備を始めるのでした。
結局明子を家ですることに決めるのでした。「遠い所へ」と
書き散らした、たくさんのメモを見つけた由紀子は、心配に
なるのでした。そこへ聖人から電話が掛かってきたので、明子
の家出のことを告げました。
ビレッジに潤が来ますが、三崎はいませんでした。村井から
晴海埠頭に出掛けたらしいと情報を得たので、潤は晴海埠頭
に向かいます。そして晴海埠頭で三崎を探している時にまた
発作が起こったのです。
正人が帰宅すると由紀子が狼狽えていましたが、正人は冷淡
にあしらいます。そして結城家に京子が来たので、正人は明子
を育てるか、1人の女性を愛するのか、どちらかを選ぶべきだっ
たと言って、京子に謝罪します。それは正人は明子を選び、京
子とは別れるということを、ほのめかしていたのでした。
そして結城家に三崎が訪れます。正人は明子が帰ってきたと
とっさに思い違いをするのですが・・・
松田優作扮する潤の、頭痛のの発作が気になり始めますね。