探偵物語 松田優作 第12話 「誘拐」

松田優作の代表作の一つと言えるドラマですね。
松田優作演じる主人公工藤俊作は、サンフランシ
スコで刑事をしていた経験を持ち、仲間を殺され
た過去を持ち、仲間を作ることを恐れるようにな
り、日本に戻り東京で探偵事務所を構えます。

第12話は、工藤の事務所で友人たちとパーティー
をするナンシー(ナンシー・チェニー)とかほり
(竹田かほり)。工藤に依頼人から電話が掛かって
くるがうるさくて聞こえない始末で、工藤はイラ
つきます。工藤を見込んで依頼があると言われた
ので、すぐに指定された高宮家へと愛車ベスパで
向かいます。

高宮修(藤村有弘)は、貸ビル業など複数の会社を
経営しており、依頼内容は娘のマヤ(ホーン・ユ
キ)を探して欲しいというもの。居場所は大体分
かるということで、秘書の関根(関川慎二)から、
クラブ等の居そうな場所の書かれた紙を工藤は受
取ります。身内から呼び戻そうとしても言うこと
を聞かないし、明日の3時に大切なお見合いがあ
るので、それまでに連れ戻してもらいたいという
ことで、20万円の入った封筒を工藤は受取り引き
受けます。

工藤が紙に書かれたクラブ等を探し回っていると、
オカマの1人から、マヤの居場所はディスコの「ci
rcus circus」と教わり、早速向かうと、マヤが一
番目立って踊っていました。そこで工藤も一緒にな
って踊ります。すると2人は意気投合しますが、売
春組織に属する志麻子(岡本麗)から、ここは自分の
縄張りだと因縁を付けられます。

工藤は親から連れ戻すよう言われているので、見
合いが嫌なら自分で断ってほしいと頼みます。す
るとマヤは2人で酒を飲みたいと言い出し、工藤
は事務所にマヤを連れて行きます。

事務所に戻ると、ナンシーとかほり達のパーティー
で部屋が汚れている上に、まだ自分たちの部屋で
パーティーを続けている声も聞こえてくるので、ま
た工藤はイラ立ちます。マヤは工藤を誘いますが、
工藤は丁寧に断ります。そしてマヤをベッドに寝か
せて、自分はソファーに寝ることにします。

工藤が翌朝目が覚めると、マヤによって部屋はき
れいに片付けられている上に、朝食まで作られて
いました。マヤは家に帰ることにしたと言い、工
藤がベスパで送っていくことになります。

送っていく途中にマヤは急にお腹が痛いと言い、
痛みは大したことはないが、家出したときに持っ
てきた荷物をホテル「テン」の719号室に置いた
ままなので、取ってきて欲しいと工藤に頼むので
す。

ところが719号室には、刑事が張り込んでいたの
です。なんと食品メーカーの社長令嬢が誘拐され、
身代金の受渡場所に指定されていたのです。

案の定マヤの荷物を取りに行った工藤は、犯人と
疑われてしまいます。実は誘拐犯人の一味のボス
は高宮で、マヤは高宮の愛人で、マヤも関根も共
犯だったのです。

果たして工藤の濡れ衣は晴れるのか、そして高宮
たちの狙いは・・・

今回ゲストはホーン・ユキさんです。元々スクール
メイツ出身で、アイドルグループ「ザ・シュークリ
ーム」のメンバーとしてアイドル活動をされていた
方なんです。グループ解散後女優として活動され、
あの萩原健一の「傷だらけの天使」にもレギュラー
出演されていました。


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