探偵物語 松田優作 第8話 「暴走儀式」

松田優作の代表作の一つと言えるドラマですね。
松田優作演じる主人公工藤俊作は、サンフランシ
スコで刑事をしていた経験を持ち、仲間を殺され
た過去を持ち、仲間を作ることを恐れるようにな
り、日本に戻り東京で探偵事務所を構えます。

第8話は、工藤は依頼をしてきた岡島達也(浜口
竜哉)の元へ愛車ベスパで向かう途中、ベスパの
調子が悪くなりますが、何とかたどり着きます。

依頼内容は、岡島自動車修理工場の長男の達也
の弟の進が1年前に家出しているので、探し出し
て連れ戻してほしいというもの。

進は幼い時に母親を亡くし、父親は厳しい接し方
だったことが理由で暴走族「疾風」に入ったとの
こと。工藤は家庭内のトラブルは引き受けないこ
とにしていると言うものの、仕方なく引き受け、
バイクの修理を逆に依頼します。

工藤が聞き込みをした結果、「疾風」のメンバー
が出入りしているディスコがあることが分かります。
しかしディスコの店主によると、「疾風」は半年前
に解散して、唯一通ってきているのは中居恵美(八城
夏子)だけだったのです。

恵美に進のことを聞くと、解散後はメンバーと交流
がなくなり、特に柳田高志(影山英俊)はロック歌手
としてそこそこ成功しているので、メンバーのこと
を無視しているとのこと。恵美は聞きたいことがあ
れば、いつでも聞きに来てと工藤に言います。

工藤が高志のバンドメンバーが出入りしているビル
を訪ねると、入り口に「疾風」のトレードマークの
バラの花のマークのついたバイクが止まっていまし
た。バンド仲間は高志はここにいないと言いますが、
工藤は屋上を見に行きます。すると屋上には血の付
いた椅子と、高志の遺体があったのです。

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翌日工藤の事務所に、服部刑事(成田三樹夫)と
松本刑事(山西道広)が訪れ、ドアの外で工藤に
殺人容疑が掛かっていることを告げます。すると
工藤は窓から外に逃げ出します。

工藤は恵美の住むマンションに行き、恵美に高志
が殺害されたこと、現場にバラの花のマークのつい
たバイクがあったことを話します。恵美はそのバイ
クは進のものだと言います。

工藤は恵美に頼んで、進の所在を知っていそうな
メンバーの次郎(片桐竜次)に、話を聞いてもらえ
るようにしてもらいます。しかし次郎は進の居場
所は知らないと言います。ところが次郎は勤務先
を早退し、バイクで何処かへ出かけます。そこで
工藤が後をつけると、メンバーの裕二(高品正広)
の元を訪ねます。そして祐二はどこかへ電話をか
けるのです。

工藤は祐二にどこへ電話していたかを無理やり聞
き出そうとします、するとメンバーの和夫(香山浩
介)のところで、和夫は青山で「エグザ」というス
ナックを経営していると言います。

その後ナンシーとかほりの協力もあり、進がバイク
修理工として働いている店が分かります。進むに今
回の件を尋ねたところ・・・

今回のゲスト八城夏子さん、非常に可愛らしい女優
さんですね。元々は日活ロマンポルノに出演されて
いたんですね。


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