探偵物語 松田優作 第6話 「失踪者の影」

松田優作の代表作の一つと言えるドラマですね。
松田優作演じる主人公工藤俊作は、サンフランシ
スコで刑事をしていた経験を持ち、仲間を殺され
た過去を持ち、仲間を作ることを恐れるようにな
り、日本に戻り東京で探偵事務所を構えます。

第6話は、工藤のもとに山梨の大月から木下礼
子(亜湖)が、失踪した恋人を探してほしいと依
頼をしてきくるのです。

恋人の名前は岡本幸男(林ゆたか)。地元の共
栄商事という会社に勤めていたが、半月前に辞
めて、東京に行ったと聞き履歴書の住所を訪ね
たが、1人では探せなかったと言います。

工藤は乗り気ではなく、とりあえず探しておく
からと言って、礼子を大月行きの汽車に乗せて
帰らせるのです。

その後礼子から電話があり、彼氏が見つかるま
で帰らないと言われ、探偵事務所近くのキャバク
ラ「サロン」に住み込みで働いていることを知っ
た工藤は漸く重い腰を上げるのでした。

岡本を調べると、ホテルのスウィートに泊まっ
ているが、4日前から戻ってきていませんでし
た。さらにその岡本の泊まっている部屋に服部
刑事(成田三樹夫)と松本刑事(山西道広)がいる
のです。

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また大月の共栄商事の社長から、岡本が近々
大金を手しそうであるという証言を得るのです。
さらに共栄商事には二人の刑事と、スジ者の
男が岡本について聞きにきていたことも分かり
ます。

事務所に戻った工藤は、ナンシー(ナンシー・
チェニー)とかほり(竹田かほり)に頼んで過去の
新聞を持ってきてもらい、整理屋グループが絡
んだ犯罪に岡本が関わっていると推理します。

岡本は整理屋グループの弱味を握って、6千万
円を強請っていたのです。整理屋グループは、
礼子にも手を伸ばし、岡本を必死に探します。

工藤は礼子に、岡本の評判が良くないから、
このまま大月に帰るよう説得しますが、礼子
は言うことを聞きません。

そんな中、岡本の乗っていた車が発見されます
が、岡本の死体はありません。その直後、礼子
が整理屋グループに拉致されます。

工藤は岡本の女でホステスの由美子(永島暎子)
から岡本の居場所を聞き出し、ついに岡本を
山下公園で捕まえ、礼子を救うべく、整理屋
グループの待つ玉川の遊園地に向かいますが・・・

今回劇中で挿入歌として流れる中島みゆきの
「アザミ嬢のララバイ」、木の実ナナの「うぬ
ぼれワルツ」が、メチャメチャドラマの内容に
マッチしていて、効果的なんです。

ドラマの切なさがより引き立っています。マジ
でホロっとくるんです。


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