松田優作の代表作の一つと言えるドラマですね。
松田優作演じる主人公工藤俊作は、サンフランシ
スコで刑事をしていた経験を持ち、仲間を殺され
た過去を持ち、仲間を作ることを恐れるようにな
り、日本に戻り東京で探偵事務所を構えます。
第1話は、工藤のもとに教会のシスターの小村冬
子(緑魔子)が訪れます。
彼女の教え子である夏子(松田美由紀)が盗んだ
ハンドバックを穏便に被害者の女性に返してほ
しいという依頼だったのです。
ハンドバックを調べ被害者の女性が横山俊江(高
橋様るみ)と分かり、彼女のマンションを訪れた工
藤ですが、何と彼女は既に殺害されており、工藤
は何者かに後頭部を殴られ気絶。挙句の果てに
容疑者と間違われてしますのです。
おまけに俊江を殺したギャングから、バックの中
ブツをよこせと脅迫までされてしまいます。
警察とギャングの両方から追われるはめになる
工藤ですが、冬子の協力のもと、夏子を探し出す
ことに成功します。
そこでギャングが返せと言っているブツとは、偽
札のフィルムであると分かります。
ギャングとの激しいカーチェイスの末、廃工場まで
追い詰められる工藤と冬子と夏子ですが・・・
第1話からかなりブッ飛んだ内容です。シスターと
その教え子が、ギャング相手に銃で応戦しますか
らね。
そして夏子演じる松田美由紀(当時熊谷美由紀)
さんが、後に松田優作と結婚する女性ですね。
因みに冬子演じる緑魔子さんは、石橋蓮司さん
の奥様です。