大都会part2 松田優作第9話「おとり」

2016/10/15 2017/10/31 1970年代

石原裕次郎と渡哲也のダブル主演に加え松田優作
もレギュラー出演という豪華俳優陣による、大都
会シリーズの第2弾。

第9話は、渋谷病院に、麻薬中毒の山田良一(清水
国雄)が担ぎ込まれます。

麻薬ルートを山田から探ろうとしていた矢先、薬欲
しさから山田は看護婦らの眼を盗んで、純度の高い
モルヒネを自身に注射し、ショック死してしまうの
です。担当の看護婦の今日子(丘みつ子)は私用の外
出で不在にしていたのでした。

城西署は、山田と懇意にしていた本山(綿引勝彦)を
洗ってみるも、不審な点は見当たりません。本山は
山田の死の責任は渋谷病院にあると言って慰謝料を
脅し取ろうとしますが、宗方(石原裕次郎)は断固と
して拒否します。

本山は今度は今日子に接触し、過去に今日子がストラ
イキ中に間接的に患者を死なせてしまったことをネタ
にして脅迫し、モルヒネを持ち出すように指示します。

今日子は宗方に病院を辞めることを告げますが、宗方
は今日子の過去を既に知っており、辞めなくていいと
諭します。宗方は黒岩に本山が今日子を脅しているこ
とを報告します。

その頃城西署では、野辺(黒部進)という麻薬ルートの
大物を内偵中で、本山と野辺を両方まとめて逮捕する
ために、なんと今日子を使っておとり捜査をするとい
う作戦に出るのですが・・・

今回は丘みつ子演じる今日子が大活躍です。日本の
お母さんと称されるほど、母親役を演じることが多かっ
た女優さんですね。池中玄太80kgで、西田敏行の亡
くなった妻の鶴子役が印象に残っていますね。