赤い迷路 あらすじ 第2話 「容疑」

妙子は亡くなっており、柳田、正人、明子は遺体安置室にやって
来ます。正人は警察から顔見知りの犯行の可能性が強いことを
告げられます。

警察は明子も取り調べ、正人が帰国するまでの間に、妙子が
親密になった相手はいないか問い詰めます。しかし明子は
そんな相手はいないと、怒って警察に答えます。

妙子の葬儀が営まれますが、妙子は淫乱な女というレッテル
が貼られ、正人の勤める大学の名誉も傷つけかねくなっており、
大山教授(高橋昌也)は、柳田に検察官の権力で今回のスキャン
ダルについて何とか抑えてもらえないか依頼しますが断られ
ます。

また葬儀の際に姿が見えなくなっていた明子は、実は由紀子と
会っていたのを、正人から明子を探すよう頼まれた京子が目撃
します。

柳田は、葬儀の後由紀子を呼び止め、喫茶店で話をします。
由紀子は、明子とは繋がっているから気になると言うのです。
柳田は由紀子に、妙子と殺された日に会わなかったかを聞く
と、公園で明子と会ったが、それは妙子から呼び出されて
会ったこと、また会っていたのは、パーティーの前である
こと等を話します。

由紀子は喫茶店を出た後、持病により気分が悪くなり、駅の
ホームで倒れこんだところを、京子に介抱され、潤のアパート
に連れてきてもらいます。その後潤が帰宅し、由紀子は京子に
助けてもらったことを報告しますが、潤は京子に対して、不愛
想に対応します。

京子が帰ったあと潤は由紀子に、妙子の葬儀に行っていたのか
と言い、またいい見せしめになったなとも言います。潤は、どう
やら結城家に恨みがあるようなのです。

結城家に、週刊ジャパンと名乗る者から電話があり、正人に取材
を申し入れますが、断って電話を切ります。

明子はマスコミが妙子の事件をスキャンダラスに報道するため、
人目を気にして学校を休んでいます。明子が犯人を殺してやり
たいと言ったのを聞いた正人は驚きます。

警察は正人への取り調べを続け、妙子が若い男と一緒に車に
乗っていたという情報を正人に告げ、正人はますます気落ち
します。

正人は帰宅後妙子の日記を調べました。すると、日記には「Aから
電話」と書かれていたのです。そして正人は外出します。

その後京子は、正人の自宅を訪ねますが留守だったので、近くの
喫茶店「ビレッジ」から電話をかけて、もう少し時間を潰して待っ
ていると留守番電話に吹き込むのです。そしてビレッジにいた潤と
京子が出会い、潤は京子が犯罪心理医学研究室に勤めている
ことを知ると、京子を睨みつけ、京子の話は無視し、正人のこと
も罵倒した上、心理学なんてバカじゃないかと言って店を出ます。

京子が研究室に行くと、正人の部屋から講義テープの音が聞こえ
たので、正人の部屋に入ります。正人は犯罪心理学者として犯罪者
の心理を分析するのが自分の研究だが、自分の妻を殺した者に
まで、温かい目を向けないといけないのかと悩んでいたのでした。

潤がアパートの部屋に戻って金魚に餌をやっていると、警察が
やってきます。土足で部屋上がってきた刑事を見た潤は逆上
して・・・

いやぁ、中野良子演じる京子とのシーンは、さすが松田優作と
いう感じですね。今後の展開も期待できますよ。


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