赤い迷路 あらすじ 第24話 「呪い人形」

明子たちは結城家戻ります。明子は苦悩し、落胆します。
由紀子は正人を非難します。正人は江上に殺害された
家族の事を考えたことがあるのかと、由紀子に聞きます。
そして自分は目を背けてきた、恥だと言います。さらに
正人は、今こそ明子に真実を伝えるべきと判断したと言
いました。そこへ明子が2階の自室から降りてきました。
明子はなぜ江上があんな事をしたのか教えてと由紀子
に尋ねます。由紀子は自分が悪いと答えます。そして、
明子がどうして自分を結城家に預けたのか尋ねると、世
間体を気にして、あなたを江上の子にしたくなかった、い
いえ、都築の娘があんな不始末をしでかしてはいけない。
由紀子は判然とせず、堪忍してと言い、結城家から立ち
去りました。

桜井家に戻った由紀子は、門前の張り紙を見てふらつき
ます。尾行していた刑事がどうしましたかと尋ね、介抱し
ました。なんと張り紙には、「全ての原因は由紀子にある」
と書かれていたのでした。

正人の研究室に来た柳田は、桜井家に貼られていた張り
紙を正人に見せます。柳田は三崎に共犯がいるという考
えは、間違っている気がすると言いました。他に犯人がい
るのではないかと柳田は言いました。さらに、由紀子が江
上を愛してしまった事が発端ではないかとも言うので、正
人は、由紀子を責めないでほしいと言います。そこへ秀彦
から電話が掛かってきます。由紀子が取り乱してるから、
正人に来て欲しいと言うのです。正人は桜井家を訪れる
のでした。

正人は江上を捜索します。明子の登下校の途中で待って
いる江上を発見し、明子に全てを話したことを告げます。
そして明子に会ってやってほしいと頼むのでした。

正人が帰宅すると、明子が学校を早退していました。明子
は友達みんなが私をみている気がして・・・と言います。
正人の表情が引きつりました。正人は明子に由紀子のそば
にいてやってほしいと頼みます。明子はどうしたらいいか
分からないと行って、家を出ていきます。

明子はビレッジに顔を出し、その後京子のマンションを訪
れます。明子は桜井家に行こうと思っていることを京子に
伝えます。京子は正人のことを考えているのねと、明子に
尋ねます。明子は私がいなくなると1人になるから、京子に
正人の支えになってほしいと思ってと言うのです。京子は
苦しむ正人を見て、他人事とは思えなかっただけだと言い
ます。そこへサイジョウが訪れました。サイジョウの姿を
見た明子は居心地が悪くなり、京子のマンションを後に
するのでした。

pexels-photo

サイジョウは京子に、ドイツに帰ることになったと言い、
もう一度京子に会いたいと言うのでした。

明子は正人と明子の提案で、日本間に寝ることにしました。
そして明子は、由紀子のところへ行くと正人に告げます。
正人は、そうかとだけ返事をするのでした。

翌日明子が桜井家に行くと、由紀子がとても喜びました。
明子は由紀子に嫌いだと言ったことを謝罪します。家政婦
のクメが由紀子に電話が掛かってきていることを告げます。
電話に出た由紀子は、驚いた様子で出かけます。刑事が
由紀子の後をつけます。明子も後を追い掛けます。由紀子
はそっと、江上が家に来ると伝えます。刑事を家から引き
離すために出掛けたようです。

由紀子と明子が家に帰ると、江上が来ていました。江上は
殺人を犯した理由を語り始めます。江上と由紀子は愛し合
い、東京へ駆け落ちしようとし、江上はお金が欲しかった
というのが理由でした。死ぬまでお父さんの罪は許されない
と明子は言います。そこへ、誰かが通報したのか、パトカー
のサイレンを響かせて警察がやって来ました。江上は逃亡
し、刑事はそれを追います。逃げる江上の姿を見て、京子
に悲しかったと明子は打ち明けます。

結城家に柳田が来て、江上が桜井家にいることを通報した
人物がいることを報告します。由紀子と一緒にいたいという
明子の幸せを壊そうとするしていると、正人は推理し、俺は
戦うと宣言します。帰宅した明子は牢屋に入ったら罪を償っ
たことになるのかと柳田に尋ねます。難しい問題だと答えた
柳田は苦笑します。正人は由紀子のもとへ帰ろうとする明
子を送ります。

京子は電話でサイジョウを呼び出し、ドイツには一緒に行か
ないと決心したことを伝えます。

次の日京子は正人に、サイジョウはドイツから自分を迎えに
来たが、断ったことを伝えます。

明子と由紀子は、明子の高校の校門のところで待ち合わせ
をして、正人のために片付けをしていました。

正人が帰宅して玄関のドアを開けようとすると、由紀子の叫
び声がしました。驚いた正人が家の中に入っていくと、由紀
子が倒れていました。正人がどうしたのか尋ねると、明子が
庭の方を見たら、突然由紀子が倒れたと答えました。庭の
方に正人が目をやると、木に五寸釘で刺された藁人形が
あり、「由紀子」と書かれた札がぶら下がっていたのです。

犯人はなかなかしっぽを見せないし、またやることが残酷
ですねぇ。


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