今日の名言 「真なるもののみが愛すべきものである、とポアンカレが
言っている。然り。真なるものを、簡潔に、直接とらえ来った
ならば、それでよい。それに越したことがない」
(「愛と美について」太宰治全集2(ちくま文庫))
真なるものを見極めたいものです。世の中は嘘がたくさん
ありすぎます。何が本当で何が偽者か、非常に見極める
のが困難な気がします。
果たして妻に対する愛、恋人に対する愛も本当の真なる
愛だと言い切れるんでしょうか。自分自身すら疑わしい
ような気もしてきます。
せめて自分自身は、嘘のない生き方をしていきたいものです。
自分自身の内には、真なるもののみであると断言できるよう
になりたいです。
でもどうしても、人間関係、対面を気にして、本音
と建前を使い分けるような事をしてしまわざるを得
ない時もあります。
この矛盾、ジレンマをどうにしかしたいんですが、
なかなかうまくいきません。人からどう思われようが
関係ない。自分は自分だとはなかなか割りきれません。
でも、せめて真なるものは何かをとらえきる目は養
いたい。では、どうしたらいいのか。常に意識して
自身の目を養うつもりで生活するしかないんでしょうか。
だんだん精神論じみてきてしまいましたが、常に自分
自身を向上させるつもりで生活していきます。