生きることがつらいときは

今回の名言
「老人は、この日に死んだのである。老人の永い生涯に於いて、
嘘でなかったのは、生れたことと、死んだことと、二つであった。
死ぬる間際まで嘘を吐いていた。」(「逆行」より「晩年に収録」)

【新品】【本】晩年 太宰治/著
価格:561円(税込、送料別)

人は、生きている中で、一体どこに真実があるのでしょうか?
太宰治の言ううように、嘘でないのは、生れたことと死んだこと
だけなんでしょうか。

一度しかない人生、何か自分が生きた証、足跡を残したいと思う
ことがありませんか。でも日々の暮らしにそんな希望も、埋没し
てしまっている生活。どんどん自己嫌悪に陥るという悪循環。

でも、生きていればこそです。死ぬ間際まで嘘を吐いていても、
それが自分の人生として後悔しないのであれば、それも一つの
生き方なのではないでしょうか。生きていればこそ、何かが
出来る可能性があります。

世の中、聖人君子ばかりではありませんから、傷付くことが
あって当たり前。嫌になることが当たり前。それでも生きていれ
ばこそです。

みなさんは、今回の名言から何を感じますか。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする