純粋とは、無報酬の行為、利己の心のない生活

今日の名言
私は、純粋というものにあこがれた。無報酬の行為。まったく利己の心の
無い生活。けれども、それは、至難の業であった。私はただ、やけ酒を飲む
ばかりであった。私の最も憎悪したものは、偽善であった。
(「苦悩の年鑑」より「太宰治全集8」ちくま文庫収録)

あこがれます。純粋、無報酬の行為に。利己の心のない生活に。でも
どうしても自分を優先してしまいますから、太宰治の言うとおりそれ
は、「至難の業」です。

但し最低限、偽善者にだけはならないようにしたいものです。ずるい
ことだけはしたくないです。打算的にだけはなりたくないです。

至難の業であっても、あこがれ、そして追い求めていきたいです。常に
理想のものとして、実現に向けての努力だけは続けていきたいです。

そしてそれに疲れたときは、やけ酒を飲むしかないのでしょう。

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